通勤電車では立った方がいい?

リクルート「R25」編集部が20~30代の男性会社員152人に「朝の通勤電車では座りたい?立っていたい?」と質問したところ、「座る」と回答したのは67.8%、「立つ」と回答したのは32.2%だったという。
科学的には、電車で立っていた方が仕事にも健康にもプラスになるのだという。
医学博士の齋藤友博氏は「私もなるべく立つようにしています」と話し、「通勤電車の中で眠るのは前夜に良質の睡眠を取れなかった人で、出社した時はまだ頭がボーッとしているため、仕事に取りかかれません。一方、立っている人は電車の振動で体を動かすため、筋肉と脳神経、自律神経が活発だから、午前中から仕事を効率よく進めることができる。アイデアも次々に浮かんできます。10年前に亡くなった外科医の若月俊一氏は夜中に原稿を書くとき、立って書いていました。そのほうが眠くならないし、文章が浮かぶと二重のメリットがあったのです」と続けた。
車内の読書も立ったままのほうがいいという。座るのに比べて大脳への血流が20%増えるため、読んだ内容が頭に残りボケ防止になるそうだ。
また、齋藤氏によれば「疲れているときや眠いときは無理をせず座ってください。それと、取引の交渉内容などについてじっくり考え事をする時も座ることをお勧めします。人は物事を深く考える時は、無意識のうちに呼吸を止める習性があります。体に無理な負担をかけないほうが集中して考えられるのです」ということだった。
乗車時間の長さや混み具合にもよるが、30分も乗っているなら座りたいし、読書しながらふらふら立っている人にはつり革につかまるなりしてほしいと思っている。